FC2ブログ

七夕の夜 天空に思いを馳せる

記録的な豪雨に見舞われている西日本各地の皆様へお見舞い申し上げます



一足先に梅雨明けした関東から七夕の夜を


梅雨前線の遠く南に位置する房総半島では 

七夕の夜に雲が多いながらも 星を見ることができました




東北出身の私にとって 伝統行事は お盆を始め 

旧暦の季節感が身についています 七夕もその一つ

地元仙台最大の祭り、「仙台七夕祭り」も旧暦の7月7日を基本に

現在の8月6~8日開催に設定されています


元々 現在の暦で7月7日は全国的に梅雨の真っ只中 

見上げたくても梅雨空に覆われて天の川を拝むことはほぼできませんでした


ところが今年の関東は 異例の速さで梅雨明け

「きっと!」 と向かったのが房総半島 勝浦でした


勝浦灯台を望む 岬の公園



東の海上には真夏にみかける雲が湧きたっていました




南の空 水平線近くに夏の星座 

さそり座が「アンタレス」を中心に輝いています




雲が切れた上空では

夏の大三角形 琴座のベガとわし座のアルタイル 

そして白鳥座のデネブがはっきり見ることができました



七夕の主役 織姫星はベガ 彦星はアルタイルです

三角形の上の頂点が織姫 右下の頂点が彦星です

二つの星の間を覆う黒っぽい部分が天の川





天の川を辿って南に目をやれば

はるか銀河の内側を覗くことができます





房総半島を南下するうちに 明けて7月8日

午前1時前に月が昇ってきました

こちらの灯台は野島崎灯台




月が昇り始めれば

星空観察も終わりです

天の川の中の土星 それを追う火星を見ながら帰途につきました





この時期 夜明け午前4時前に始まります

富津市附近でしょうか 朝焼けが東京湾を彩ります




市街地も一面が朝焼けに染まります




アクアライン 海ほたるに着く頃には 朝陽が昇っておりました



湾岸沿いのビル群が蜃気楼のように見えました





ゲートブリッジも朝靄に包まれています



早朝の雲はすでに夏の様相



木更津側を望みます



川崎側

風の塔をめざして 出発

七夕の夜を締めくくりました




0 Comments

Leave a comment