空蝉

前もってその名を知りながら元号が変わるのは
かつてないことだったことかもしれません

時間に名前をつけて
時代に名前をつけたのは人類の知恵だったのかな

移ろいゆく歴史は
おばあちゃんから孫 せいぜい3世代が口づてに伝えるだけで
あとは記録に依るしかありません

人以外の生き物にとって
今日と明日で日付が変わったり
一歩跨いだだけで国が変わったり
きっと不思議に思うことでしょう

そんなことを思うと
連休明けの仕事が大変 とか考えてしまう自分が可笑しくなってきます

この感覚は 天の川や星景を撮影に行った時と同じです

撮影の時だけ
心がおおらかになるのかな

何れにしても
心の拠り所って何かしら必要なのでしょう

さて
令和をどう生きましょうか

撮影地 神楽坂
撮影機材
CAMERA ✳︎istDS
LENS SIGMA10-20mm F3.5 EX DC HSM
XR Rikenon 50mmF2